膀胱がんの治療


再発、転移 1)

●再発について

膀胱がんはとても再発しやすく、とくに、手術後2年以内に再発しやすいといわれています。そのため、術後3年間は定期的に検査を受け、再発していないか注意深く観察する必要があります。その後も年に1~2回程度の観察が必要です。
また、尿路(腎盂、尿管、膀胱、尿道)でがんが発生すると、尿路全体にがんが発生しやすい傾向があります。膀胱がんの治療を受けた患者さんのうち、10年以内に腎盂・尿管がんになる頻度は、2~4%といわれ、腎盂・尿管がんの患者さんが膀胱がんになる頻度は30~50%といわれています。

●転移しやすい場所と症状

膀胱がんが転移しやすい場所は、リンパ節の他、肝臓、肺、骨、副腎などです。

転移しやすい場所と症状

Babaian RJ, et al. Urology 1980; 16: 142-144.より作成

  1. 1)日本泌尿器科学会 編. 腎盂・尿管癌診療ガイドライン 2014年版. メディカルレビュー社, p15-17, 2014.