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膀胱がん


膀胱がんの治療



再発、転移 1, 2)


•再発について

筋層非浸潤性膀胱がん(病期:0is期、0a期、Ⅰ期)では、初期治療にあたる経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)後の再発率は30~70%とされ、膀胱内に何度も再発することが特徴です。そのため、再発リスクに応じた治療を実施します。また、治療後は5~10年程度、定期的な検査を受け、再発していないか観察する必要があります。
筋層浸潤性膀胱がん(病期:Ⅱ期、Ⅲ期)では、膀胱全摘除術後2~3年以内に再発することが多く、治療後に最低5年は定期的な検査を受け、再発していないか確認します。
再発した場合、それぞれの患者さんによって状態が異なるため、症状や体調あるいは希望に応じて治療方針を決めていきます。

•転移について

転移とは、膀胱がんの細胞が血液やリンパ液で運ばれて、別の場所で増えることをいいます。
膀胱がんが転移しやすい場所は、リンパ節の他、肝臓、肺、骨、副腎、脳などです。

図 膀胱がんと転移しやすい場所

転移しやすい場所と症状

1)日本泌尿器学会 編. 膀胱癌診療ガイドライン 2019年版. 医学図書出版株式会社, p28-37,112-119, 2019.
2)国立がん研究センター. がん情報サービス, それぞれのがんの解説(膀胱がん)(2023年3月参照)


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