治療後の生活をよりよく過ごすために


仕事や日常生活について

仕事について1, 2)

乳がんと診断されたとき、「このまま仕事を続けられるか」と心配になる方は多いと思います。しかし、少しでも仕事を続けたい気持ちがあるなら、すぐに退職を考えるのではなく、できるだけ仕事と治療を両立できる方法を探すことをお勧めします。最近は、治療を受けながら仕事を続ける人も増えています。まずは、必要な情報を収集することから始めてみましょう。
国立がん研究センターのサイト「がん情報サービス」では、働く世代向けに、がんの治療を受けながら働くための情報を紹介しています。仕事を続けるうえのヒントやアドバイスを紹介した冊子「がんと仕事のQ&A」も入手できます。

  1. 日本乳癌学会 編. 患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版. 金原出版, p188-189, 2016.
  2. 国立がん研究センター がん対策情報センター 編. がんと仕事のQ&A第2版. 国立がん研究センターがん対策情報センター, p8, 2014.

日常生活について3, 4)

手術後の日常生活では、医師から特に指示がない限り、生活上の制限はありません。旅行や家事、仕事なども、自分の体調にあわせて、無理のない程度に始めてもよいでしょう。
ただし、リンパ節郭清術を受けた場合は、リンパ浮腫を防ぐために手術後は重い荷物は持たないようにするなど、腕に過度な負担がかからないように注意することが必要です。また、肥満は、乳がんの再発リスクを高める要因になります。適切なカロリー摂取と適度な運動を心がけ、肥満にならないように注意してください。

  1. 日本乳癌学会 編. 患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版. 金原出版, p87, 2016.
  2. 日本乳癌学会 編. 患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版. 金原出版, p179-189, 2016.