治療の考え方1)

乳がんと診断され、最初に受ける治療を「初期治療」といいます。乳がんの初期治療では、手術や放射線療法による「局所治療」と、薬を使った「全身治療」を組み合わせて進めていくのが基本です。
これは、浸潤性乳がんでは、しこりとしてみつかる時期には、すでに微細ながん細胞が全身に広がっていると考えられるためです。
一方、がんが離れた臓器に転移していたり、再発する危険性が高いと考えられる場合は、全身治療である薬物療法を中心とした治療が組み立てられます。
病期0期の非浸潤がんの場合は、手術だけで治療が完結する場合もあります。

診療の流れ:初期治療と経過観察
診療の流れ:初期治療と経過観察

日本乳癌学会編:患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版. 金原出版, p15, 2016

  1. 日本乳癌学会 編. 患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版. 金原出版, p15, 64-68, 2016.