子宮頸がんとは


子宮頸がんの特徴

子宮頸がんの患者数1, 2)

子宮頸がんは2000年まで減少傾向にあったものの、最近は増加傾向にあります。国立がん研究センターがん対策情報センターの報告によれば、2014年の罹患者数は11,293人と2000年の7,868人から増えています。年齢別に見るともっとも多いのは40代前半ですが、10代、20代にもみられます。増加の背景には性交開始年齢の若年化があると考えられています。

子宮頸がん罹患率の年次推移(全国推計値,女性,全年齢)

国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」グラフデータベース(2018年9月14日時点)

子宮頸がん罹患率の年次推移(全国推計値,女性,年齢階級別)

国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」グラフデータベース(2018年9月14日時点)

  1. 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん 治療ガイドライン第2版. 金原出版, p20, 2016.
  2. 国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」罹患(全国推計値)(2018年9月14日時点)

子宮頸がんの症状3)

多くの場合、初期の段階ではほとんど自覚症状がみられず、がんが進行して初めて不正出血(月経ではないときに起こる出血)がみられるようになります。「月経期間が長引く」「月経時の出血量が増えた」という場合も注意が必要です。とくに、性交渉による「接触出血」は子宮頸がんの特徴的な症状といえるでしょう。さらに進行すると、臭いのある赤いおりものが増えたり、多量の出血が起きたりします。このほか骨盤の痛み、下腹部痛、腰痛、血便、血尿、足のむくみなどもみられます。

症状が進んでからでは治療が難しくなるため、定期的に検診を受ける必要があります。厚生労働省では、20歳を過ぎたら2年に1回、子宮頸がん検診を受けることを勧めています。

  1. 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん 治療ガイドライン第2版. 金原出版, p22, 2016.