子宮体がんとは


子宮体がんの特徴

子宮体がんの患者数1)

子宮体がんは以前は日本人では少なく、40年ほど前は子宮にできるがん全体のわずか数%を占めるに過ぎませんでした。しかし、国立がん研究センターがん対策情報センターによれば、2014年、子宮体がんの罹患数(かかった人の数)は約13,951人と、子宮がんの罹患数(約25,784人)の50%を超えています。背景には、食生活の欧米化などが関与しているといわれています。

子宮体がん罹患率の年次推移(全国推計値,女性,全年齢)

国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」グラフデータベース(2018年9月14日時点)

子宮体がん罹患率の年次推移(全国推計値,女性,年齢階級別)

国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」グラフデータベース(2018年9月14日時点)

  1. 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん 治療ガイドライン第2版. 金原出版, p74-76, 2016.

子宮体がんの症状2)

初期の自覚症状として代表的なのが、月経のとき以外に起こる不正出血です。「閉経したはずなのにまた出血している」といった場合も注意が必要です。また、不正出血を月経と思い込んでいる方も多いようです。初期では腹痛もないので、月経以外の不正出血があれば医療機関を受診しましょう。なお、子宮がん検診は一般に子宮頸がんだけを調べる場合が多く、子宮体がん検査は含まれないことがほとんどです。子宮がん検診を受けている人でも油断は禁物です。

  1. 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん 治療ガイドライン第2版. 金原出版, p77, 2016.