肺がんの治療


組織型・病期別の治療方針

非小細胞肺がん(腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん)と小細胞がんでは治療方針が異なります。

●非小細胞肺がん

非小細胞肺がんに対する一般的な治療としては、局所に限局したⅠ~Ⅱ期には外科療法(手術)、局所で進展したⅢ期には主に放射線療法と薬物療法の同時併用、遠隔転移のあるⅣ期には薬物療法を中心に行われます。

 

国立がん研究センター中央病院呼吸器内科「最先端治療 肺がん」(法研)、p33より改変

●小細胞肺がん

小細胞肺がんは、非小細胞肺がんよりも進行が速いため、殺細胞性抗悪性腫瘍薬を用いた化学療法が中心に行われます。一般的に小細胞がんは進行度の速いがんです。病期は、限局型と進展型に分類され、限局型では化学療法に加えて放射線療法が行われます。進展型では殺細胞性抗悪性腫瘍薬を2剤併用した化学療法が行われます。

国立がん研究センター中央病院呼吸器内科「最先端治療 肺がん」(法研)、p33より改変