悪性黒色腫(メラノーマ)とは


メラノーマの特徴

●早期のメラノーマの特徴

メラノーマの簡便な診断方法のひとつがABCDEルールです。A~Eの5つの特徴があてはまる場合にはメラノーマが疑われます。特に皮膚科を受診した方が良いポイントは、①思春期以後に気づいた黒~茶色のシミが数ヵ月以内に大きくなって6~7mmを超えてきたとき(鉛筆の断面を当ててはみ出すサイズ)、②成人以後に1本の指の爪に黒い線が入り、数ヵ月以内に数mm以上の幅になったり、爪のまわりの皮膚にもシミが出てきたような場合です。

メラノーマのABCDEルール 6)

  • A:Asymmetry
    形が左右非対称性である
  • B:Border of irregularities
    辺縁がギザギザして不整である。色のにじみ出しがある
  • C:Color variegation
    色調が均一でない。色むらがある
  • D:Diameter greater than 6mm
    長径が6mm以上である
  • E:Enlargement or evolution of color change, shape, or symptoms
    大きさの拡大、色や形、症状の変化

国立がん研究センターがん情報サービス「悪性黒色腫」

6)Abbasi NR, et al. JAMA 2004; 292(22): 2771-2776.

非対称性の形
A 非対称性の形
ギザギザ不規則な辺縁
B ギザギザ不規則な辺縁
色にむらがある
C 色にむらがある
大きい(長径が6mm以上)
D 大きい(長径が6mm以上)

早期の段階ではほくろとの区別が非常に難しいのですが、少しでもおかしいと思われる場合は、自己判断せずに皮膚科専門医を受診することが、メラノーマの早期発見と早期治療のために重要です。