がんを生きる > 卵巣がんTOP > 治療後の生活 > 術後の症状
Close Mobile Navigation

卵巣がん



治療後の生活

臨床指導:大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学教室 教授 木村 正 先生




術後の症状1)


手術の後は、おなかが張る(膨満感)、便秘、むくみ(リンパ浮腫)などが起こることがあります。また、閉経の前に両側の卵巣を摘出すると「卵巣欠落症状」と呼ばれる、のぼせやほてり、発汗など、更年期障害のような症状がでることがあります。
「卵巣欠落症状」がある場合、ホルモン補充療法は有用な治療法の一つです。ホルモン補充療法は、卵巣の摘出に伴い低下したエストロゲン(女性ホルモン)を補う治療法で、飲み薬、貼り薬、塗り薬があり症状にあわせて使用します。
ホルモン補充療法による卵巣がんの再発の可能性については、これまでに大規模な研究が行われていないものの、再発のリスクが高くなったという報告はありません。

  1. 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン 第2版. 金原出版, p211-223, 2016.

サイトマップ |  個人情報の取り扱い |  ご利用条件 |  COPYRIGHT |  お問い合わせ |  アクセシビリティ

This site is operated by MSD
Copyright © 2024 Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA and its affiliates. All rights reserved.