がんを生きるHOME > 子宮頸がんTOP > 子宮頸がんとは > 子宮頸がんの特徴
Close Mobile Navigation

子宮頸がん




子宮頸がんとは




子宮頸がんの特徴


子宮頸がんの患者数1,2)

子宮頸がんは2000年頃まで減少傾向にあったものの、近年は増加傾向にあります。国立がん研究センターの報告によれば、2019年の罹患者数は約11,000人と2000年の7,868人から増えています。年齢別に見るともっとも多いのは40代ですが、10代にもみられます。背景には性交開始年齢の若年化があると考えられています。


子宮頸がん罹患率の年次推移(1975年~2015年)[全国推計値,女性,全年齢]


国立がん研究センターがん情報サービス. がん登録・統計(https://ganjoho.jp/reg_stat/)(2023年12月22日時点)より作成


年齢階級別罹患率(子宮頸部2019年)


国立がん研究センターがん情報サービス. がん統計- 全国がん罹患モニタリング集計(MCIJ)(2023年4月24日時点)より作成


  1. 国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」(2023年4月24日時点)
  2. 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン第3版. 金原出版, p16, 2023.

子宮頸がんの症状3)

多くの場合、がんになる前の病変(前がん病変)の段階ではほとんど自覚症状がみられず、がんが進行して初めて不正出血(月経ではないときに起こる出血)がみられるようになります。「月経期間が長引く」「月経時の出血量が増えた」という場合も注意が必要です。とくに、性交渉による「接触出血」は子宮頸がんの特徴的な症状といえるでしょう。さらに進行すると、臭いのある赤いおりものが増えたり、多量の出血が起きたりします。このほか骨盤の痛み、下腹部痛、腰痛、血便、血尿、足のむくみなどもみられます。

症状が進んでからでは治療が難しくなるため、定期的に検診を受ける必要があります。厚生労働省では、20歳を過ぎたら2年に1回、子宮頸がん検診を受けることを勧めています。


大量の出血 血便や血尿 骨盤の痛み 下腹部痛

  1. 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん 治療ガイドライン第3版. 金原出版, p19, 2023.

がんについて

肺がん

乳がん

食道がん

膵がん

肝細胞がん

膀胱がん

腎細胞がん

腎盂・尿管がん

頭頸部がん

皮膚がん/メラノーマ

子宮体がん

子宮頸がん

卵巣がん

ホジキンリンパ腫

原発性縦隔大細胞型
B細胞リンパ腫(PMBCL)

MSI-High固形がん

TMB-High固形がん



がんを生きる メニュー




















This site is operated by MSD
Copyright © 2024 Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA and its affiliates. All rights reserved.