子宮頸がんの治療


薬物療法

化学療法(抗がん剤)1-3)

抗がん剤を用いて、がん細胞を破壊する治療法です。遠隔転移(肺などの遠く離れた臓器やリンパ節などへの転移)のある患者さんや、再発した患者さんの場合に行います。プラチナ製剤を中心に複数種類の薬を用いるのが標準的な薬物療法となっています。

分子標的薬3)

がん細胞の増殖に関わるタンパク質を標的にしてがんを攻撃する薬です。子宮頸がんでは、VGEF阻害剤薬が用いられており、抗がん剤とともに使います。

免疫療法

免疫チェックポイント阻害薬による免疫療法は、T細胞にブレーキをかける過程でチェックポイントとなるPD-1経路にピンポイントで働きかけて、T細胞のブレーキを解除し、免疫を再び活発にする治療法です。
免疫チェックポイント阻害薬そのものは、直接がん細胞を攻撃することはありませんが、免疫を高めることでがん細胞を間接的に減らします。

  1. 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん 治療ガイドライン第2版. 金原出版, p43-44, 2016.
  2. 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん 治療ガイドライン第2版. 金原出版, p48-49, 2016.
  3. 独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター 編集・発行. がんの冊子 各種がんシリーズ 子宮頸がん 第4版. p19-20, 2019.