食道がんの治療


内視鏡治療1,2)

リンパ節転移のないごく早期の食道がんの方では、手術ではなく、内視鏡治療が選ばれることがあります。
手術と比較すると体への負担が小さく、切除したがん組織を顕微鏡で観察し、がんが残っている可能性やリンパ節への転移の可能性などを詳しく調べます。そして、必要がある場合は手術や化学放射線療法などの追加治療を検討します。

図

治療は、内視鏡を使って食道の内側からがんを切除します。切除方法によってナイフで切り取る方法とワイヤーで焼き切る方法の2種類があります(下図参照)。

図:内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
図:内視鏡的粘膜切除術(EMR)

国立がん研究センターがん対策情報センター. がんの冊子 各種がんシリーズ102 食道がん, p16, 2018より改変

  1. 日本食道学会 編. 食道癌診療ガイドライン 2017年版, 金原出版, p41-45, 2017
  2. 国立がん研究センターがん対策情報センター. がんの冊子各種がんシリーズ102 食道がん, p16, 2018