食道がんの治療


治療の考え方1)

食道がんの治療は、がんの進行の程度を分類した病期(ステージ)ごとに主な治療方針がおおよそ決まっています。しかし、病期が同じでも必ずしも治療法が同じわけではなく、全身の状態や患者さんの希望などを総合的にみながら決めていきます。

食道がんの治療には、内視鏡治療、手術、放射線療法、薬物療法(化学療法)の大きく4つがあり、これらをひとつ、あるいは組み合わせて治療を行います。なお、がんの種類や進行度に応じて、これらの治療法を組み合わせることを集学的(しゅうがくてき)治療といい、近年、食道がんでは、手術と薬物療法(化学療法) 、薬物療法(化学療法)と放射線療法を組み合わせた化学放射線療法、化学放射線療法と手術、といった組み合わせによる集学的治療が多く行われています。

イラスト
  1. 日本食道学会 編. 食道癌診療ガイドライン 2017年版, 金原出版, p75-85, 2017