薬物の種類

殺細胞性抗悪性腫瘍薬

がん細胞の分裂・増殖を抑える治療薬ですが、がん細胞だけでなく正常な細胞にも作用するため、様々な副作用が現れます。
DNAの複製を抑えてがんを小さくするプラチナ製剤、細胞の成長や分裂を抑えてがんを小さくする代謝拮抗剤、細胞分裂の働きを抑えてがんを小さくする微小管阻害薬(タキサン系薬剤)など種類は多くありますが、頭頸部がんに対しては、一般的にプラチナ製剤が用いられます。

分子標的治療薬

がんの発生や増殖に関わる分子を狙い撃ちする治療薬です。がん遺伝子やがんのタンパク質などを標的としてその働きを阻害し、がん細胞の増殖を抑えます。

免疫チェックポイント阻害薬

がん細胞は増殖するために、人に本来備わっている免疫細胞が、がん細胞を攻撃する機能にブレーキをかけます。免疫チェックポイント阻害薬は、このがん細胞によるブレーキを解除し、本来の免疫細胞を活性化させます。免疫チェックポイント阻害薬そのものが、直接的にがん細胞を攻撃するのではなく、免疫細胞を活性化することで間接的にがん細胞を攻撃します。