病期別の治療方針
Ⅰ~Ⅲ期の治療方針
治療の基本は手術療法ですが、原発巣の広がりによって、手術療法で切除する範囲が異なります。

注)腎細胞がんが小さな患者さんで、高齢者や合併症による手術に伴うリスクがある場合などに、経皮的局所療法や監視療法を考慮
監修:北海道大学大学院医学研究院 腎泌尿器外科学教室 教授 篠原 信雄 先生
Ⅳ期の治療方針
遠隔転移がある場合、薬物療法が中心となりますが、原発巣や転移巣(※)の切除により、さらなる予後の改善を目指します。

監修:北海道大学大学院医学研究院 腎泌尿器外科学教室 教授 篠原 信雄 先生
※ 転移巣(てんいそう)
最初にがんが発生した部位のがん細胞が、血液やリンパ液の流れにのって、他の臓器に移動して、増殖したがん病変。