メラノーマの手術

●手術療法

リンパ節以外の臓器への転移がないⅠ~Ⅲ期では、手術でがんを切除する治療が基本となります。
原発巣を切除する際は、再発の可能性を減らすために、病巣の周りの正常な組織を含めて広めに取り除きます。また、リンパ節に転移がある場合は、リンパ節とその周りの組織を切除します(リンパ節郭清)。

*原発巣:がんが最初に発生した部位にある病巣

考慮される切除範囲

原発巣の状態 切除の際に原発巣の縁から離す距離
表皮内にとどまっている 3~5mm
がんの厚さが 1mm以下 1cm
がんの厚さが 1mmを超え 2mm以下 1~2cm
がんの厚さが 2mmを超える 2cm

日本皮膚科学会「皮膚悪性腫瘍診療ガイドライン第2版」悪性黒色腫(メラノーマ)CQ9より作成(一部変更)

※がんの位置や美容面、術後合併症の可能性など、個々の患者さんの状況により切除範囲は変更されることがあります。

●術後の薬物療法

インターフェロン治療:がん細胞の増殖を抑える働きをするサイトカインの一種で、手術後の再発を予防するために投与される場合があります。日本ではPEGインターフェロンα-2bとインターフェロンβが承認されています。