膵がん
治療中・後の生活
治療中・後の生活1-4)
•栄養管理について
膵がんの患者さんでは、食欲が低下したり消化器症状が生じることで栄養状態が悪くなることが少なくありません。日頃から栄養状態に気を配り、不足している栄養素を補充したり、効率よく食事を摂れるような工夫をしましょう。気になることがあったら、医師や看護師に伝えてください。膵液が不足している場合は、膵消化酵素補充剤などのお薬が使われることがあります。また、体重減少や食欲低下などがん悪液質の状態で、栄養療法などを行っても効果が不十分な方については、グレリン様作用薬が使われることがあります。
•術後の経過観察
手術を受けた患者さんでは、術後の経過や体調管理、再発の有無を確認するための経過観察が行われます。通院期間の目安としては、術後2年間は3~6ヵ月ごと、2年以降は6~12ヵ月ごとにトータル5年以上の経過観察を続けることが勧められています。
- 国立がん研究センターがん情報サービス「膵臓がん」「薬物療法」(2020年9月現在)
- もっと知ってほしいすい臓がんのこと, p17, キャンサーネットジャパン, 2020
- 日本がんサポーティブケア学会,他 監修:がん悪液質ハンドブック(2019年3月発行)
- 日本膵臓学会編:患者・市民・医療者をつなぐ膵がん診療ガイドライン2019の解説, p78, 金原出版, 2020

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