治療中、治療後の生活


手術後の食事1)

食道がんの手術後は、痛みや飲み込みにくさから食事の量が減り、体重が減ってしまうことがあります。また、胃酸などが逆流する逆流性食道炎や、食べ物が小腸に速く届くことによって、動悸(どうき)やめまいなどの不快な症状があらわれるダンピング症候群が起こりやすくなります。手術後の食事では以下のポイントを参考にしながら、食事をしてみてください。

療養生活中の食事のポイント

  • 早食いと食べ過ぎをなるべく避けることが、ダンピング症候群を起こさないコツです。
  • 1回の食事量を少なくし、1日5~6回に小分けして食事をとってみましょう。
  • ひと口の量を少なくして、ゆっくりよくかんで(ひと口20~30回程度)食べるようにしましょう。
  • 食事中は、背筋を伸ばして座るように意識しておきましょう。
  • 食事の後も少なくとも30分間は体を起こしておきましょう。
  • 胸焼けや、食後の腹痛、倦怠感(けんたいかん)などが続く場合には治療を行うことがあります。医師に相談しましょう。
  • 「食べなければ」と負担を感じるようであれば、食べたいものを食べたい時に食べましょう。無理をしなくても大丈夫です。
  • 焦らずに、自分に合う食べ方を工夫して見つけていきましょう。
イラスト
  1. 国立がん研究センター がん情報サービス「食道がん 治療」 (2021年6月時点)