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肺がん



肺がんの治療



外科療法(手術)


•手術の適応

がん細胞が肺周囲までに限局しており、外科的にがんを取り除くことで根治を目指せる場合に手術が選択されます。多くの場合、手術後には薬物療法を併用します。

非小細胞肺がん   がんの近くのリンパ節にのみ転移している➡手術が可能。

がんから離れた遠くのリンパ節まで転移している➡手術以外の方法(たとえば放射線療法)を選択する場合と、手術と他の治療を組み合わせる場合がある。
小細胞肺がんリンパ節に転移がない場合のみ➡手術が可能。

特定非営利活動法人 西日本がん研究機構(WJOG)「患者さんのためのガイドブック よくわかる肺がんQ&A」
(金原出版)、p54より作成

•肺がんの手術術式

手術は全身麻酔で行われます。肺がんの手術術式(切除の方法)の中から、がんの大きさや拡がり、発生した場所、手術が与える負担や術後の影響などを考慮し、個々の患者さんに適切な術式が選択されます。また、ほとんどの手術では、がんの切除範囲周辺にあるリンパ節も切除します(リンパ節郭清)。

•手術にともなう合併症 6)

標準的な手術による重大な合併症が発生する可能性は以前と比べては低くなってきましたが、一般的に起こる可能性のある合併症には、次のようなものがあります。

  • 出血
  • 肺瘻(肺から空気がもれる)
  • 不整脈
  • 切開創の化膿
  • 術後の肺炎(感染症)
  • 無気肺(肺の一部または全部に空気が入らずつぶれた状態)
  • 気管支断端瘻(気管支の切り口から空気がもれる)
  • 肺塞栓症

6)国立がん研究センター中央病院呼吸器内科「最先端治療 肺がん」(法研)、p38

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