種類・病期分類
胸膜中皮腫の組織型分類1)
細胞の型や特徴により3種類に分類されます。
胸膜中皮腫は、採取した胸膜組織を顕微鏡で調べる検査(胸膜生検)により、「上皮様」「肉腫様」「二相性」の3つの組織型に分類されます。
組織型によって悪性の程度が大きく異なるので、組織型は診断後の治療や生存期間に影響します。
1)日本肺癌学会 編. 患者さんと家族のための肺がんガイドブック 2025年版. 金原出版, p.191,192, 2025
胸膜中皮腫の状態と進行2,3)
胸膜中皮腫の状態には2つの形式があります。
胸膜中皮腫は、限局性に発育するもの(1ヵ所にかたまりを形成するようなもの)と、びまん性に発育するもの(広く胸膜に沿ってしみこむように発育するもの)があります。
胸膜から発生した胸膜中皮腫は胸膜全体に広がり、心膜や横隔膜、その後はさらに心臓や血管、腹腔内に進展し、やがては他の臓器に遠隔転移することがあります。
2)国立がん研究センター 希少がんセンター さまざまな希少がんの解説(悪性胸膜中皮腫)
(https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/about/mesothelioma/index.html)(2026年3月閲覧)
3)国立がん研究センター 中央病院 呼吸器内科(悪性胸膜中皮腫)
(https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/clinic/thoracic_oncology/mesothelioma/index.html)(2026年3月閲覧)
胸膜中皮腫の病期分類
さまざまな検査結果から決まる「病期(ステージ)」が治療方針決定の鍵となります。
がんの進行の程度による分類を病期といいます。
胸膜中皮腫の病期はⅣ期まであります。
監修:藤本 伸一 先生
【TNM分類】
4)日本肺癌学会 編. 肺癌診療ガイドライン 胸膜中皮腫・胸腺腫瘍含む 2025年版
(https://www.haigan.gr.jp/publication/guideline/examination/2025/2/0/250200000200.html)(2026年3月閲覧)
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