検査・診断
がん診断までの流れ1-3)
卵巣は骨盤の深いところにあり、卵巣やその周囲の状況を正確に調べることが難しい臓器です。そのため、まずは内診や経腟超音波検査を行い、より詳しい検査を行う必要があれば、CT検査やMRI検査を行います。さらに、血液検査を行い、腫瘍があるときに血液中に増加するタンパク質(腫瘍マーカー)を測定することもあります。
その結果、卵巣がんが疑われる場合、手術により卵巣やその周辺の状況を直接観察したり、摘出した腫瘍を顕微鏡を使って検査して、がんであるかどうかを調べます。
1.日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン 第3版. 金原出版, p152-154,
2023.
2.国立がん研究センター がん情報サービス「卵巣がん・卵管がん・腹膜がん 検査」(2026年4月7日時点)
3.日本産科婦人科学会・日本病理学会 編. 卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約 臨床編 第1版補訂版. 金原出版, p13-18, 2023.
検査の内容
卵巣がんの主な検査は以下のようになっています。
卵巣がんは術前に行われる検査のほかに、術中・術後にも性質や広がりを調べるための検査が行われます。がんの特徴に合った治療を選択するための検査が行われることもあります。
術前に行われる検査4-7)
術中・術後に行われる検査4,5)
治療選択のために行われる検査8,9)
4.国立がん研究センター がん情報サービス「卵巣がん・卵管がん・腹膜がん 検査」(2026年4月7日時点)
5.日本産科婦人科学会・日本病理学会 編. 卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約 臨床編 第1版補訂版. 金原出版, p13-18, 2023.
6.国立がん研究センター がん情報サービス「がんの検査について」CT検査とは(2026年4月7日時点)
7.国立がん研究センター がん情報サービス「がんの検査について」MRI検査とは(2026年4月7日時点)
8.日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン 第3版. 金原出版, p173-175, 2023.
9.日本婦人科腫瘍学会 編. 卵巣がん・卵管癌・腹膜癌治療ガイドライン 2025年版. 金原出版, p108-110, 2025.
監修:梶山 広明 先生
名古屋大学 医学部 産婦人科 教授
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