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膵がん




膵がんとは




膵がんの発生部位と種類1,2)


膵がんの約9割は、膵液の通り道である膵管の上皮(じょうひ)細胞の中から発生します。一般的に膵がんという場合は、「膵管がん」のことをさします。
膵臓は、「膵頭部(すいとうぶ)」「膵体部(すいたいぶ)」「膵尾部(すいびぶ)」の3つの部位に分けられます。がんが発生する部位としては、十二指腸に近い「膵頭部」がもっとも多く8割近くを占めています。

膵がんができる部位と割合


膵臓にできるその他の腫瘍2,3)

膵管がん以外にも、膵臓にできる腫瘍はいろいろな種類があります。代表的な種類の「膵神経内分泌腫瘍」はインスリンなどのホルモンを作る神経内分泌細胞が腫瘍化することで生じます。また「腫瘍性膵のう胞」は、膵管の粘膜に粘液を作る腫瘍細胞ができ、その粘液が膵内にたまって袋状に見えるものをいいます。いずれも良性のものと悪性のもの、両方の性質を持っているものがあり、進展のスピードや悪性度なども異なります。膵がんと見分けがつきにくいタイプもありますので、専門医のいる施設で早めに診断を受けることが大切です。


  1. 日本膵臓学会編:膵癌診療ガイドライン2022年版, p41-42, 金原出版, 2022
  2. もっと知ってほしいすい臓がんのこと, p4, キャンサーネットジャパン, 2023
  3. 国立がん研究センター東病院「膵臓の病気と治療について」(2023年4月現在)

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