膵がん
治療について
薬物療法:薬物療法とは
•薬物療法の目的1-3)
薬物療法は、点滴や内服で全身に薬を行き渡らせて、がん細胞の増殖を抑える治療法です。
膵がんにおける薬物療法の目的は、次の2つに分けられます。
①術前・術後の補助化学療法
主な対象:手術でがんの切除が可能なⅠ〜Ⅱ期の患者さん
手術後の再発予防や生存期間の延長を目的とした治療です。
「細胞障害性抗がん剤」による化学療法が使われます。
②手術できない場合に用いる薬物療法
主な対象:手術による切除が難しいⅢ〜Ⅳ期の患者さん・再発した患者さん
がんの進行を抑え、よい状態を長く維持することを目指した治療法です。
薬には様々な組み合わせがあり、患者さんの状態に適した治療法が選択されます。
•薬の種類1-3)
膵がんの薬物療法では 「細胞障害性抗がん剤」「分子標的薬」「免疫チェックポイント阻害薬」が使われます。最近は、これまでにない作用を持つお薬が登場し、個々の患者さんの状態に応じた治療が選択できるようになっています。
薬物療法で使われる主な薬の種類

- 日本膵臓学会編:患者・市民・医療者をつなぐ膵がん診療ガイドライン2019の解説, p24-30,113-140, 金原出版, 2020
- 国立がん研究センターがん情報サービス「膵臓がん」(2020年9月現在)
- もっと知ってほしいすい臓がんのこと, p10-12, キャンサーネットジャパン, 2020

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