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子宮頸がん




子宮頸がんの治療




子宮頸がんの根治的治療後の経過観察


経過観察の期間と間隔1)

一通り治療が終われば、通院して経過観察します。再発や転移、術後の合併症、後遺症を早期発見するためです。通院期間は5年間以上。頻度のめやすは、1~2年目は3~6ヵ月ごとです。その後は徐々に通院ペースを落としていきます。定期的に診察を受けることで再発を早期発見することができます。定期的に通院して経過観察することは重要です。


定期的な検査の目安

 1〜2年目 ⇒ 3~6ヵ月ごとに1回
 3〜5年目 ⇒ 6~12ヵ月ごとに1回
 6年目以降 ⇒ 1年ごとに1回または進行期などに応じて経過観察終了


日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン第3版. 金原出版, p68-69, 2023.

経過観察中に行う検査項目1)

経過観察中に行う検査には、触診や内診、直腸診、細胞診、胸部X線検査、腫瘍マーカー、CT、MRIなどがあります。再発の危険度の程度など、患者さんの状態に合わせて項目を決めます。
子宮頸がんの再発の大半は骨盤内に生じることから、腟内あるいは直腸から骨盤内の状態を調べる内診・直腸診は、最も有用な再発検出方法とされています。CTやMRIといった画像検査は、本来は再発が強く疑われたときの精密検査として実施されるものですが、一部の病院では再発の早期発見を目指した定期検査の一環として実施されることもあります。
腫瘍マーカーの測定は、術後の病理組織検査での組織型などをもとに、患者さんごとに考慮することが必要とされています。腫瘍マーカーとは、腫瘍細胞によってつくられる特定の物質のことです。子宮頸がんの検査ではSCCやCA125、CEAなどの物質が腫瘍マーカーとして用いられています。


  1. 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン第3版. 金原出版, p68-69, 2023.

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