子宮頸がん
子宮頸がんの治療
放射線治療
•放射線治療1-3)
高エネルギーのX線やガンマ線をあてることでがん細胞を傷つけ、がんを小さくする効果が期待できます1)。がんの根治目的(根治的放射線治療:こんちてきほうしゃせんちりょう)や、手術後に再発や転移の危険性を減らす目的(術後補助療法)として行います。体の外から照射する「外部照射」と、腟を通して子宮頸部のがんのある部分に照射する「腔内照射(くうないしょうしゃ)」の2つの方法があり、組み合わせて行うこともあります2)。
外部照射3)
腔内照射3)
- がん情報サービス がん情報編集委員会 編. がんの冊子 各種がんシリーズ 子宮頸がん 第5版. 国立研究開発法人国立がん研究センター, p21, 2023.
- 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン第3版. 金原出版, p44-45, 2023.
- 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン第3版. 金原出版, p49, 2023.より作図