がん種共通情報
がんのお話

がんは身近な病気
•全国がん登録制度 3)
2016年1月より「全国がん登録」制度がスタートしました。これはがんと診断された人のデータをすべて国で一元管理するシステムです。この制度発足以前は、罹患数などはすべて推計であり、正しい数字を把握することができませんでした。この制度により、がんの実態を知ることができ、罹患数や死亡数など正確な統計情報が得られるようになります。国のがん対策や地域医療計画の作成などに利用できるので、がんの治療や予防に役立ちます。
3)国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」全国がん登録とは(2020年3月時点)
•がん罹患数・死亡数
がんの罹患数(がんにかかる人の数)や死亡数は、人口の高齢化を主な要因として男女とも年々増え続けています。国立がん研究センターの統計では、2012年のがん罹患数は1985年の約2.5倍、2015年のがん死亡数は1985年の約2倍でした4)。がんの種類の傾向としては、2019年の罹患数は大腸がんがトップで、胃がん、肺がん、乳がん(女性)、前立腺がんと続き、死亡数では、肺がん、大腸がん、胃がん、膵臓がんが上位を占めると予測されています。
また、2019年に新たにがんと診断される人は、約101万7千200人と予測されています5)。
一生のうちにがんにかかる確率は男性63%、女性48%であり、2人に1人はがんにかかると試算されている6)ことからも、がんは誰にとっても身近な病気といえます
4)国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」年次推移(2020年3月時点)
5)国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」2019年のがん統計予測(2020年3月時点)
6)国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」最新がん統計(2020年3月時点)

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