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がんのお話



がんは身近な病気


•全国がん登録制度 3)

2016年1月より「全国がん登録」制度がスタートしました。これはがんと診断された人のデータをすべて国で一元管理するシステムです。この制度発足以前は、罹患数などはすべて推計であり、正しい数字を把握することができませんでした。この制度により、がんの実態を知ることができ、罹患数や死亡数など正確な統計情報が得られるようになります。国のがん対策や地域医療計画の作成などに利用できるので、がんの治療や予防に役立ちます。

3)国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」全国がん登録とは(2022年6月時点)

•がん罹患数・死亡数 4)

がんの罹患数(がんにかかる人の数)や死亡数は、男女とも年々増え続けています。
国立がん研究センターの統計では、がんの罹患数は、男性では肺がん、大腸がん、前立腺がんの割合が、女性では肺がん、大腸がん、乳がんの割合が増加し、男女とも胃がんの割合が減少しました(2018年データに基づく) 。
がんの死亡数は、男性では肺がん、膵臓がん、大腸がん、前立腺がんの割合が、女性では肺がん、膵臓がん、大腸がん、乳がんの割合が増加し、男女とも胃がんの割合が減少しました(2020年データに基づく) 。
がんの種類の傾向としては、2018年の罹患数は大腸がんがトップで、胃がん、肺がん、乳がん(女性)、前立腺がん(男性)と続き、2020年の死亡数では、肺がん、大腸がん、胃がん、膵臓がん、肝臓がんが上位を占めていました。
また、2021年に新たにがんと診断される人は、約100万9千800人と予測されています。
一生のうちにがんにかかる確率(2018年データに基づく)は男性65.0%、女性50.2%であり、2人に1人はがんにかかると試算されていることからも、がんは誰にとっても身近な病気といえます。

4)がんの統計編集委員会 編. がんの統計〈2022年版〉. 公益財団法人 がん研究振興財団, p.14, 15, 23, 38, 46, 53, 2022.

がん罹患数

部位別がん罹患数推移(1980年~2018年)

部位別がん罹患数推移(1980年~2018年)

がんの統計編集委員会 編. がんの統計〈2022年版〉. 公益財団法人 がん研究振興財団, p.53, 2022.

がん死亡数

部位別がん死亡数年次推移(1965年~2020年)


がんの統計編集委員会 編. がんの統計〈2022年版〉. 公益財団法人 がん研究振興財団, p.46, 2022.

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