子宮頸がん
子宮頸がんとは
子宮頸がんの特徴
•子宮頸がんの患者数1-3)
子宮頸がんは2000年頃まで減少傾向にあったものの、最近は増加傾向にあります。国立がん研究センターの報告によれば、2018年の罹患者数は約11,000人と2000年の7,868人から増えています。年齢別に見るともっとも多いのは40代後半ですが、10代にもみられます。背景には性交開始年齢の若年化があると考えられています。
子宮頸がん罹患率の年次推移(1975年~2015年)[全国推計値,女性,全年齢]
国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス「がん統計」(全国がん罹患モニタリング集計(MCIJ))(2022年7月21日時点)より作成
年齢階級別罹患率(子宮頸部2018年)
国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス「がん統計」罹患(全国がん登録)(2022年5月18日時点)より作成
- 国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」(2022年5月18日時点)
- 国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス「がん統計」罹患(全国がん登録)(2022年5月18日時点)
- 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン第2版. 金原出版, p20, 2016.
•子宮頸がんの症状4)
多くの場合、初期の段階ではほとんど自覚症状がみられず、がんが進行して初めて不正出血(月経ではないときに起こる出血)がみられるようになります。「月経期間が長引く」「月経時の出血量が増えた」という場合も注意が必要です。とくに、性交渉による「接触出血」は子宮頸がんの特徴的な症状といえるでしょう。さらに進行すると、臭いのある赤いおりものが増えたり、多量の出血が起きたりします。このほか骨盤の痛み、下腹部痛、腰痛、血便、血尿、足のむくみなどもみられます。
症状が進んでからでは治療が難しくなるため、定期的に検診を受ける必要があります。厚生労働省では、20歳を過ぎたら2年に1回、子宮頸がん検診を受けることを勧めています。

- 日本婦人科腫瘍学会 編. 患者さんとご家族のための子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん 治療ガイドライン第2版. 金原出版, p22, 2016.

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