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子宮頸がん




よりよい日常生活のために




日常生活Q&A



Q:治療中に体調不良があるときはどうしたらいいですか?

A:治療中になんとなく体調がすぐれないことや、痛みが出ることがあったら、我慢せず主治医や看護師に相談しましょう。
がん治療ではさまざまな副作用があらわれ、重症化する可能性もあるため、気になる症状がみられたら主治医に報告して、指示を仰ぐことが重要です。医師は、体調不良や症状が副作用によるものかどうか確認し、症状を和らげる治療の追加や、状況によっては副作用を起こしている薬剤の減量・中止の検討などを行います。
また、がんの痛みを我慢していると、かえって痛みに敏感になったり、睡眠不足や食欲低下を招いたり、悪影響が大きくなってしまいます。医療機関によっては、がんによる痛みの緩和を専門とした医師や看護師などからなる緩和ケアチームがあります。


Q:手術が無事にすんで退院しましたが、トイレが近くなってしまい困っています。

A:子宮頸がんの手術や放射線治療を受けた患者さんは、排尿や排便に関係する骨盤内の神経が切断されたり、傷ついたりすることによって、排尿障害や排便障害が生じることがあります。尿意を感じにくい、いきまないと出ないまたはいきんでも出ない、尿漏れ、頻繁にトイレに行きたくなる、便意を感じにくい、便秘がちになるといったことが、退院してからも続く場合があります。これらは日常生活に影響があるだけでなく、膀胱炎(ぼうこうえん)や腎盂炎(じんうえん)を招いたり、便秘がひどくなると腸閉塞(ちょうへいそく)を起こしたりするリスクもあるため、医師や看護師に対処法を相談しましょう。下記のような、自分でできる工夫をしてもよいでしょう。
また、手術で骨盤内のリンパ節も切除した患者さんでは、足などのリンパ浮腫が起こる可能性があります。リンパ浮腫についても、予防策や対処法・治療がありますので、医師や看護師に相談しましょう。


子宮頸がん患者さんのための排尿障害・排便障害のセルフケア

排尿障害の緩和のための工夫
●尿意にかかわらず一定間隔でトイレに行く(3時間ごと、起床後・食前・就寝前など)
●排尿を誘発する自分にあった方法を見つける

○ 便座に座り前かがみになる、腰を少し浮かせる、流水の音を聞く、洗浄器付便器のシャワートイレで刺激するなど
× 下腹部を強く押す、強くいきむことは避ける(尿路感染症などの恐れ)

●水分を十分に摂取する(目安は1日1L~1.5L、摂りすぎは避ける)
●禁煙する、過度なコーヒー、アルコール、カフェインは控える
●尿漏れには、尿漏れパッドを使用する


排便障害の改善のための工夫
●毎日、同じ時間にトイレに行く
●消化のよい食物をよく噛んで食べる(便秘のときも食物繊維の多い食物は避ける)
●規則正しく食事をとり、食べ過ぎない
●水分を十分に摂取する(目安は1日1L~1.5L)
●適度な運動やストレスを解消する
●下剤は主治医と相談して自分に合ったものを選ぶ


秋元典子. がん看護 2012; 17 (2):209-212.、後藤志保. がん看護 2022; 27 (6):581-584.、小田瑞恵、斎藤元章. 子宮がん 頸がんと体がんの診断・治療・生活. 主婦の友社, 2018より作成



Q:気持ち悪さで食欲がなく、ほとんど食べることができません。

A:がん治療を進めていくと、薬物療法や放射線治療の副作用で吐き気・嘔吐、食欲低下などがあらわれ、食べられなくなってしまうことが少なくありません。少量でも口から食事をとることで、体の機能が働きはじめますので、主治医や栄養士のアドバイスを受けながら、少しでも食べられるよう食材や調理・味付け、食べ方を工夫してみましょう。
なお、排便障害のある方は便秘を予防する工夫が必要ですが、一般的に便秘によいと言われている食物繊維は、手術後で働きが衰えている腸に対して負担が大きくなります。消化しやすいものを食べるように心がけましょう。

※食事の工夫については、こちらをご参照ください。
がん治療中の食事の工夫


Q:不安になって気分が落ち込むときは、どこに相談したらよいのでしょうか?

A:がん患者さんやご家族に、不安や落ち込みなどのつらい状態が続き、眠れない、食欲がない、仕事が手につかないなど日常生活に支障が出るようなときは、心のケアが必要です。まずは、主治医や窓口になっている看護師、ソーシャルワーカー、「がん相談支援センター」に相談してみましょう。患者さんの状況を判断して、臨床心理士や精神腫瘍医などの、心のケアの専門家を紹介してくれるでしょう。


Q:仕事を休んでいて治療費もかかるため、これからの生活が心配です。

A:がんなどの病気の方の経済的負担を軽減する、さまざまな制度やしくみがあります。医療費の総額は大きくても、高額療養費制度などの医療費助成制度を利用することで、自己負担を低く抑えることができます。ご加入の公的医療保険(いわゆる健康保険)、勤務先やお住まいの自治体の窓口などで、制度を利用できるか確認してみましょう。
病院の相談窓口やソーシャルワーカー、「がん相談支援センター」などは、患者さんを支援する制度の紹介もしていますので、ご自身が利用できる制度がないか、相談してみるのもよいでしょう。
このほか、民間の生命保険や医療保険、がん保険などに入っている場合は、がんの診断で保険料支払免除や保険金給付の対象になることがありますので、確認してみましょう。


がん患者さんの経済的負担を軽減する主な支援制度

制度またはしくみ概要詳細リンク
公的医療保険
●高額療養費制度
一世帯合算、多数回該当、限度額適用認定証、高額医療費貸付制度なども
●付加給付制度
(一部の健康保険組合、共済組合のみ)
医療費の自己負担が所得に応じた上限額を超えた場合に、その超えた金額分が高額療養費として支給される。厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ
公的医療保険
●傷病手当金
(国民健康保険と後期高齢者医療制度を除く)
療養のため3日以上仕事ができない場合、4日目から休業1日あたり標準報酬日額の2/3に相当する手当金が支給される(通算1年6ヵ月間)。協会けんぽ「病気やケガで会社を休んだとき(傷病手当金)

【お問合わせ】ご加入の公的医療保険または勤務先の担当窓口
国民年金
●年金保険料の免除・納付猶予制度
国民年金保険料を納付することが経済的に困難な場合に、所得に応じて保険料を全額免除、半額免除などにすることができる。日本年金機構「国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度
国民年金・厚生年金
●障害年金・障害手当金
病気やけがで障害の状態になったときに、現役世代の方も受け取れる年金。日本年金機構の「障害年金ガイド
●医療費控除年間の医療費が一定額(10万円など)を超えた場合に、確定申告することで所得から控除できる。国税庁「医療費を支払ったとき

【お問合わせ】お近くの税務署

Q:がんについて相談したり情報を集めたりできる窓口はありませんか?

A:治療や体調についての悩みや不安に関しては、まずは主治医や看護師と話してみるのがよいでしょう。しかし、がん患者さんは、日常生活での困りごとやお金や仕事に関することなど、主治医には相談しにくい悩みや不安も多くなります。このようながん患者さんとご家族を支援するために、全国のがん診療連携拠点病院などに設置されている相談窓口が、「がん相談支援センター」です。がん診療連携拠点病院などに通院している方でなくても、どなたでも無料で面談または電話で利用することができますので、ひとりで悩まず、気軽に相談してみるとよいでしょう。


がん相談支援センター

がんの診断・治療から生活全般にわたり、どんなことでも相談できます。仕事や家事・育児との両立、助成・支援制度の活用のしかた、家族や周囲とのコミュニケーションについても相談できます。がんに関する冊子やパンフレットの提供のほか、詳しい情報収集のお手伝いもしています。


お近くのがん相談支援センターを探すには:


その他のがん患者さんの日常生活に関する相談窓口、情報収集に役立つサイト

就労セカンドオピニオン~電話で相談・ほっとコール~〔一般社団法人CSRプロジェクト〕

がん患者さんの就労や雇用継続に関する相談を電話で対応しています。

患者さんの困りごと相談窓口 どうするBOKS

がん患者さんの生活や経済的な相談を電話で対応しています。

がん制度ドック〔NPO法人がんと暮らしを考える会〕

がん患者さんのお金の悩みを解決する公的支援制度や民間保険について検索できます。

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